きしかたゆくすえ
幽幻小径 京都旅記
〜 トラヴァース 40マイル



秋だ。大学休みだ。よし、京都行こ-。 そんなカンジで強行された京都旅行のレポート。


 素敵な旅行日程の紹介

1日目
 午前中バイト
 午後に準備
 深夜、東京駅より出発

2日目
 早朝着。京都観光だ わーい
 深夜、京都駅より帰路

3日目

 早朝、東京着。ラッシュに逆らい帰宅。

 うん。無茶するなぁ、って良く言われる。 でも、出来る以上は私にとっての無理じゃない(え?
 一応、「無理しない」がポリシー。 では以下より、旅の記録です。(相変わらず、画像にマウス乗っけると小言が聞こえます。

※一部の伝承や由緒などが砕いた文体で書いてありますが、もし表現等に問題があればお手数ですがご連絡下さい。
  また、かなり簡単に書いてあるので興味のある人はご自分でお調べ下さい。
  ブラウザの大きさによってはレイアウトが崩壊します。技術無くて御免なさい。
  一応権利もろもろは私のモノ。使用の際はご連絡を。


京都駅。オトモでーす
まるで何にも予定を決めていなかったので、「とりあえず、コーヒーでも飲みながら考えるか。」と思い付近のスタバへ。
適当に携帯ナビで探して第一の目的地決定。 よし、貴船に行くぞー!
駅からバスで出町柳まで行って叡山電車に乗らなきゃいけないみたい。無事に、出町柳のバス停までは着いた。
近くに駅があるはずと思い、うろうろ。・・・見つからない。仕方なく、携帯ナビ。(バッテリーの関係で使いたく無かった。)
・・・・・・反対じゃねーか!もう一度、出町柳バス停の前を横切って何とか出町柳駅に着いた。実に不安なスタートでした。

叡山電車 出町柳駅。
貴船まではおよそ30分。2両しかない小さな電車がゆらゆら。線路も1本しかない。すれ違うのは駅だけ。田舎だなぁ。
お菓子を食べながら・・・と思ったら、鞄の中に異物発見。なんでお前が居るんだよ!と思いながらも今回の旅のお供に決定。はい、記念写真。人の沢山乗ってる東京の電車じゃこんな事ハズカシくて出来ないね。
意外と普通な眺めを望みつつ、30分など軽く経過。
流石に、山に近づいてくると景色は変わる。

叡山電車 貴船駅。
朝日と私おお。朝の日差しと山の冷たい風に目が覚める。ロングコートの下は4分袖という訳分かんない服装が功を奏し、結構快適。
じゃ、行きますか。まずは貴船神社へ。道中、少しずつ色付き始めた山を見つつ進む。
あぁ、紅葉には少し早かったかなぁとか感じながら、良く分かんない事しつつ30分程歩いた所で貴船神社到着です。
道中、赤と緑のグラデーションの美しい道を鳥の鳴き声と朝の風を感じながら歩いていた時は、とてもきもちが良かったです。
さっそく右手のカメラが大忙しです。








うっすらと赤みのかかる朝だけど夕方


















貴船神社 本殿。

全国にある貴船神社の総本宮。水の神様である高おかみ神(タカオカミノカミ)を祭っています。
また、縁結びの神としての信仰も篤いそうです。良い縁があればいいなぁ(あ
紅葉の中に映える質素で美しい社でした。

貴船神社 結社。
少し行ったところにある結社(ユイノヤシロ)。
結社は縁結びの神、磐長姫命が祭神とされている。
伝承では磐長姫命は妹が結婚するときに父が妹の結婚相手に姉の磐長姫命も進めたが拒否された事を恥じて、この地に鎮まり、人に良縁を授ける神となったそうな。すごい話です。
境内で私貴船への道


















貴船神社 奥宮。

更に進んだ所には奥宮。
玉依姫(女性の神様)が訪れ、建てることを命じたとされるのが奥宮の場所だそうです。
また奥宮には「連理の杉」という杉と楓がくっついた神秘の木があります。根元とかくっ付いちゃってる。
素敵紅葉
この辺りで、メモを取りながら行く事に。いつも書くときに色々忘れちゃってるから
次は貴船から鞍馬へ。








鞍馬寺 西門。
いままで登ってきた道を少し下って、鞍馬寺へ向かいます。
牛若丸が天狗とエンゲージしたり刀の修行をしたりした場所。
思わず「え?」と思うところを頑張って登りました。
木の根道と呼ばれる、舗装なしの山道を。
途中下ってくる老夫婦に励まされつつ。
闘いはまだまだ続くー。的な階段。 この先は階段すらなかった。














鞍馬寺金堂。

奥の院魔王殿を過ぎ、何とか金堂へ。山はたまに登るから結構いける。
着いてみると、素晴らしい景色です。山の上は下よか紅葉が進んでます。なんか外人とかも居ます。
みんなあの山道登ったんかなぁ・・・?
先へ進もうと、寺を後にすると不吉な文字
     「ケーブルカー乗り場」
おおおおいっ!そんなもんあったのかよ!
まぁ、いいや。此処から下りです。楽チンです。門の先には
山の上はもう見頃























由岐神社

石の階段、参道を歩き下る。登るんでもコッチのが楽だよなぁ・・・。
神社着。この神社は有名な火祭りの起源でもあります。
なんか高いとこにあって浮いてるみたいです。
そのまま下り、鞍馬駅へ。

叡山電車 鞍馬駅。
「天狗の町 鞍馬」とか書いてある。
でっけぇ天狗の顔とかあるし。とりあえず記念撮影。
御面を買おうかどうか10分悩んで結局買わず。(ちょっとほしかった
気付けばもう12時。えらい歩いた。
とりあえず何も考えてないケド、出町柳まで戻る事に。

大天狗と私天狗の御面屋さん


















京阪電鉄 出町柳駅。

ゆらゆらしながら、「とりあえず、祇園に行ってから考えよう」ってことで祇園へ。
“とりあえず”が多いなぁ・・・。京の街並み八坂様の社

京阪電鉄 祇園四条。
うわっ!人多っ!
わざわざ普通の平日に来たのにこの多さは何なのさー!
なんか修学旅行生もちらほら。なんとかしなきゃ

八坂神社。
ま、行くしかないでしょ。厄払い、厄払い。
よし。賀茂にいくか。(意味不明

賀茂別雷神社。(上賀茂神社)
賀茂別雷神(カモワケイカズチノカミ)のおわす凄い神社。世界遺産。鳥居すき
言い方はアレだけど、最強クラスの神社。
その伝説は、玉依日売が雷鳴と共に落っこち流れてきた神々しい矢を拾って、床において寝たらその晩ご懐妊(聖マリア?)。
んで、青年となった子が何故か天飛んでった。(ヒューン)悲しむ爺婆に母。天からは「お祭りしたら帰ってくるぜ」と。
そんな神様が賀茂別雷の神。(え?
神職様にこういった伝説を話して頂いて、お払いをして貰った後、社殿へ。
本殿、権殿の立ち並ぶ姿はこの旅行で1番素敵で神々しい風景でした。(鼻血スポット)
神さびた風景とは多分、このことをいうのでしょう。
ただ、撮影は禁止でしたので写真は無いです。参拝料800円。(たしか

この時既に15時。おなか減ってた事を忘れてた。(え
神社前の御茶屋で「御祓いそば」なるものを注文。
強化山菜そばの茶そばみたいな。美味しかった
どうせなら下鴨神社にも行きたかったので茶屋のオバちゃんに道とバス聞いて出発。
上賀茂の門




立砂と言います。盛塩信仰とかのルーツ


















左を向くと工事中でした賀茂御祖神社。(下鴨神社)

賀茂建角身命(カモタケツヌミノミコト)、 玉依媛命(タマヨリヒメノミコト)を祭る神社。世界遺産。
賀茂別雷神の爺様と母様を祭っています。
なんてゆうか、「赤っ!でかっ!」って感じの神社。こちらも最強クラス。
反面、参道や史跡は素朴で綺麗。
同敷地内に河神社があり、任部の社には八咫烏の神が祭られており、私大興奮。(えー。烏好き
暗い。なんか神様居るっぽい












気が付けば、もう夜の帳が降りようかという頃。
ふらふらと僅かに人が流れる方へ流されて見る。
賀茂橋に着く。このまま、少し町を散策。田舎の商店街。
どんなに人の訪れ、珍しく、古き時を残す所でも、そこに生きる人は他と何も変わらないんだなぁと思った。

夜になる。どうせなら、
秋の日はツルベ落とし。・・・っていわれた八坂の灯篭らいとあっぷ木


















八坂神社。夜)
御祓いしてもらったから、変なモノは映らないハズだった・・・。冗談です夜の八坂神社と私
夜に来る神社は何か良い。他人は無く、神様と自分だけ。
流石に八坂神社でそれは無かったケド、昼ほどの活気は無く、静かな時間が流れる。
途中の八橋屋さんで、夜の特別拝観が出来る所があると聞いたので、そこへ向かいます。

圓徳院。夜)
ライトアーップ。・・・ちょっと紅葉には早かったのが悔やまれます。残念
何も知らずに入って、中見て「綺麗な造りだけど小さなお屋敷だな」とか思ったんだけど、ねね様の御殿だったのですね。納得

観光はこれでオシマイ。
この後は、また八坂神社の境内を通って祇園に戻り、バスで四条烏丸まで。
なんで四条かというと、間違えただけです。(おい)
どうせだから、そっから歩いて(30〜40分)京都駅まで戻りました。

京都駅。(夜)
朝は気が付かなかったケド、クリスマスの電飾がすげぇ事になってる。気が早いなぁ
帰りのバスまで時間があったので、近場をぶらぶら。古都とは言ってもこの辺は新横浜や品川となんら変わらんな。
結局、この日一日で歩いていた時間は電車、バス除いて13時間程度。歩行距離60km以上。頑張ったなぁ。

旅情と私それじゃぁ、これでサヨウナラ。 数多の神々に






























―こっそり反省会。
以降は、字のサイズを落として、反省会をしたいと思います。
まず、1つめ。予定立てたほうが良かったのかなぁ。いや、でもめんd(ry
つぎ、2つめ。せめて路線図とバスのルートくらい・・・
はい、3つめ。夜は失敗だった。22時から帰りのバスまで暇だったわー。マジアカやってたしなぁ
よし、4つめ。えー、主に道を教えてくれた京都の皆様、本当に有難う御座いました。この致命的方向音痴は治りません。


 てか、このレポ書くのめっちゃ疲れる。(あ

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